新界の大埔にある願い事をする有名なみかんの樹をご存じでしょうか?
みかんに願い事を書いたお札を付けて、これをみかんの樹に向かって投げます。みごとみかんが樹に引っ掛かったら願い事が叶うと言われています。
春節には、地元の人でごった返す様ですので、元旦に行ってお願いごとをしてきました。
許願廊があります。
願い事を唱えながら歩いて見てはいかが。
行き方は簡単。MTRの大埔墟駅を降りて、目の前にある新達広場から64Kバスで一本。降りる駅は「放馬莆(林村許願樹)」で下車。向かい側やや戻った所にあります。(30分掛りません)
元々のみかんを投げてお願い事をする樹は角の所にありますが、2005年2月12日、その年の春節に重さに耐えられなくなって、折れてしまいました。樹齢は500年以上との事です。
今は2代目、公園の中にある樹に向かって、プラスチックで出来たみかんにお願い事を書いた紙を付けて投げます。
今後、許願塔や、許願博物館をつくる計画もあるとの事です。
林村許願樹の後ろ側に天后廟があります。こんな奥地にありますが、海を守り、海難を防ぐの為に祀られています。
清の乾隆帝時代に建てられ、1967年に修復されています。
大埔地区で最も古い廟の一つです。
この天后廟の奥にトイレがあります。
こちらのトイレとてもきれい!
なんと銅賞を獲得しています。
安心して入れますよ!(笑)
林村を越えた所に鐘屋蔵があります。
元々は林村より早く拓けましたが、ミカンの樹の影響で林村の方が有名になりました。
この村の中心に位置する場所に鐘屋家の廟があります。
こちらは林村許願樹のバス停で下車するつもりがひとつ先まで行ってしまい、出会いました。
こういうのもさんぽの楽しみのひとつです。
乗り越さなかったら、出会えなかった。
これも縁ですね。(笑)
みかんのお札を投げて引っかかれば願いが叶う。
試してみるのも楽しいですよ!
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2016-01-02 Sat