旧東京音楽学校 奏楽堂の前を通っていて、とても興味がありました。
今回、訪れました。
明治23年に東京音楽学校として誕生しました。
日本で最初に建てられた西洋式音楽ホールです。
音楽愛好家の紀州徳川家の徳川頼貞侯爵が、自宅の敷地に「南葵楽堂」という音楽ホールを建設するにあたってイギリスから輸入(1920年制作のアボットアンドスミス社)したもの。
関東大震災で南葵楽堂が損壊。パイプオルガンは奇跡的に無事だったことから「奇跡のパイプオルガン」と言われる。1928年(S3)に奏楽堂に寄贈された。
奏楽堂の漆喰壁の中には藁束がぎっしり詰まっていて、防音・音響上の効果をねらってのことだそう。
訪れた日は東京藝術大学の学生さんによるパイプオルガンの演奏がありました。
奏者の伊藤さんは小さな女性で演奏が大変そうに感じちゃいました。
普段なかなか耳にすることがないパイプオルガンの荘厳な響きを楽しめました。
病みつきになりそう♪
展示室に設置されてます。
弾けるんですよ。この日は稼働中止で触れることが出来ず、残念でした。
玄関脇に居られ、皆さんを出迎えてくれてます。
滝連廉太郎氏の同窓であった朝倉文夫氏によるもの。
楽器をあしらった彫刻が施されてる。
中央に雅楽で使用される火焔太鼓(大太鼓)、
左に西洋の楽器の竪琴(ハープ)、
右に和楽器の笙を配置してある。
和と洋の音楽の要素を取り入れ、新しい音楽の創造を目指すという、東京音楽学校の理念が屋根の装飾に表されている。
色々と勉強になりました。
奏者の方は奏楽堂で演奏したくなるのではないかしら・・・・・!?
#旧東京音楽学校奏楽堂
#東京藝術大学生による演奏
#日本最古のパイプオルガン
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2024-01-28 Sun