香港+いろいろさんぽ☆快快楽楽

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アオザイとフォーとバイクのベトナムへ  ベトナム紀行⑩ 天女のお告げにより建てられた『ティエンムー寺 (Thien Mu Pagoda)』

グエン朝の住居跡『フエ王宮』から次に訪れたのは・・・・・・
ティエンムー寺 (Thien Mu Pagoda)
1601年に建てられたフエで一番古い禅寺。

ティエンムー寺院の言われは・・・・・・
ティエンムーは漢字で「天姥」と書き、意味は老天女。
白髪で白髪の老婆が現れお告げを、
「まもなくここに支配者が来てここに塔を建てるだろう」と。
その支配者こそグエン朝の祖であるザーロン帝。

車を下車して、ティエンムー寺へ向かう途中でパシャリ。
 
 
ティエンムー寺到着!
 
慈仁塔(トゥニャン塔)
フエのシンボル塔である塔の名はトゥニャン(慈悲)塔と言い
幸福と天の恵みを意味し、3代ティエウチー帝が1845年に建てたもの。
高さ21mある八角形七層の塔は仏教で悟りを意味する蓮を象っている。
各階には仏像の坐像が安置され、過去七仏如来までに登場した7人の仏陀)を
あらわし、最上部には釈迦如来像が安置されている。    

中国でよく見かける造りの塔。中国の影響を色濃くうけたと感じた。

 
 
六角碑亭六角大鐘楼
慈仁塔の左右後方に位置し、左が六角大鐘楼、右六角碑亭。
鐘楼には1710年に鋳造され、高さ2.5mのフエで最も大きい大鐘
碑亭には1715年につくられた石碑がある。
どちらも広南朝6代グエン・フック・チュー王によってつくられたもの。
 
 
大雄殿(ダイフン殿)
ティエンムー寺の本堂で、1815に鋳造された三尊仏がおかれている。
タイソン朝を破り、ザーロン帝を助けたポルトガル人の
ジーン・デ・ラクロイスによるものといわれている。 

禅寺で煉瓦造りで、寺の屋根の四方のそり方は上に跳ね上がり、
屋根の上に龍や鳳凰が美しく飾られている。
 
 
オースティン
ティック・クアン・ドック僧侶がサイゴンまで乗った車

1963年に、当時自らも熱心なカトリック教徒だった南ベトナムのジェム政権のそれ以外の宗教に対する抑圧的な政策に抗議して、この車でサイゴン(現ホーチミン)まで向かい、アメリカ大使館の前でガソリンをかぶり焼身自殺した住職の車
 
不滅の心臓
僧侶は体が焼け落ちても心臓は形をたもったまま残り、
その不滅の精神を体現したといわれている。

ベトナム共産主義なのに宗教は自由。
この禅寺でも座禅を組み修行されている僧侶がいる・・・・・・。
 
 
ティエンムー寺へは王宮からボートでアクセスすることもできるそうです。

私たちは寺の前からドラゴンボートへ乗船し、次の目的地へ~。   
つづく・・・・・・



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2018-05-27 Sun