湖濱路迎賓路の天天楽さんで上海蟹を堪能し、ご近所にお寺があるので向かいました。
湖濱路迎賓路から前の道 湖濱路を北へ進みます。
1バス停は歩きません。
左側に崇寧古寺が見えてきます。
崇寧古寺
中へ進みます。
元時代の末期、1368年に最初の古寺が建設され、その後天守殿や巨鐘、五百羅漢などが拡張されました。
その後、戦争で焼失、2000年代になって再建されたのが今の崇寧寺です。
陽澄湖畔の1万㎡の敷地に明代の風格を持ったお寺が建立されています。
中心に天守堂、大雄宝殿、蔵経楼が配置され、東側には僧侶の学習室、宿舎、西側には玉佛閣があります。
天王殿
正面には、布袋さん(中国では弥勒菩薩(みろくぼさつ)の化身だと言われている)が祀られています。
福徳円満の相で、出迎えてくれる。
布袋さんと背中合わせには韋駄天(いだてん)を祀られてます。
中国では、韋駄天はお釈迦さまをお守りする護法善神(ごぼうぜんしん)の一つ。
見るからに守ってくれるって感じます。
中国のお寺さんで布袋さんが出迎えてくれたの初めて!
お釈迦さまや観音さまはありましたが・・・・・
福徳のお顔の布袋さまに出迎えられたら、これから益々ハッピーになって行く感じがしますっ。
大雄寶殿
釈迦如来に両脇には迦葉尊者(かしょうそんじゃ)・阿難尊者(あなんそんじゃ)というお釈迦さまの十大弟子のお二人が祀られている。
大雄寶殿の裏へ
卍のマークが示されてます。こちらで見たの初めてな感じ。
卍マーク見かけない。
そして、屋根の上には龍。それも蜷局を巻いているような・・・・・珍しい!
陽澄湖
良い感じですよね~
「巴解」の像約5000年前、陽澄湖に2本のハサミと8本の足を持つ、夾人虫と呼ばれる虫がいました。
水の中に住むこの虫は稲を喰いハサミで人を傷つけたといいます。
治水工事のため朝廷より派遣された巴解という男がこの害虫駆除のため一計を案じました。
火に集まるこの虫の習性を利用し、城の周りに堀を築き、堀に熱湯を満たして火でこの中に誘い込んみました。
虫は作戦通り熱湯の中に落ちて死にましたが、良いにおいがしたので食べてみた所、とても美味しかったのです。
この虫が巴解に踏みにじられた虫と言う事で、解の下に虫を書いて蟹と言う感じが出来ました。
そして、この虫が今の上海蟹です。
ここ巴城鎮はこの事から蟹の発祥地とも言われてます。
巴解さんの前方左右には蟹の像。
巴解さんの右手で蟹を持ち、左右の足で蟹を踏んでます。
上海蟹を食べ、蟹のルーツを知る巴解さんの像もチェックしないとね!
崇寧古寺の近所の道には巴解さんの名前がついた道があります。
この続きはまだあります。
③へつづく・・・・・・・
2016-10-15 Sat