上海蟹を食べて崇寧寺を見ても時間的余裕があば、ぜひ巴城老街へ足を延ばす事をお勧めします。
場所は「巴城客運駅」バスターミナルの近くです。
蟹市場のある「交易市場」からは276番のバスで7駅目、「崇寧寺」からは272番のバスで6駅目です。
バスターミナルを降りてから景城路を300m程行けば巴城老街の門が見えます。
すぐにわかると思います。
こちらの門の左側の道を進みます。
天天楽さんで頂いた菱の実の生のものを発見。
これを蒸すのでしょう。
橋の奥に塔が見えます。
麗江古城を思い出されるわ♪
巴城老街は1800年後半、清の時代に作られた町です。
東西200メートルの道路を花崗岩の石畳みを敷設してその廻りに建物が作られています。
1997年から文化保護区として整備が行われて道、建物を補修しておりもう少しで完成する所まできています。従って、中国人も良く知られていない場所です。
昆曲のことについて学ぶことが出来ます。
この地域が発祥の上海蟹についての博物館
蟹を食べる時に使用する道具や蟹料理のことも書かれてます。
この地域の特産の木彫り
雰囲気のあるレストラン
出土した歴史の価値ある品々
竹刻芸術館
竹細工の品々が展示されてます。
東寶笛館
色んな素材の笛があります。
天然石のものもありました。
大きさも様々。
建物を改築して博物館などとして活用しています。
これからも展示館やショップなど増えていくでしょう。
塔を目指し、奥へ進みます。
崇寧塔院
ここでも布袋さんがお出迎えしてくれてます。
ややふんずりかえっているように見えます。
こちらのはお釈迦さまは黒です。
媽祖は黒。錯覚しちゃう!?
200mほどの街並みと聞いて、小一時間ほどで回れるかなぁっと思っていたらとんでもない。
風情があって、慕ってしまう。
帰りは「巴城客運駅」バスターミナルまで戻り、159番のバスで昆山南駅(終点)まで。
只単に上海蟹を食べに行くのではなく、蟹に纏わるところを巡り、清の時代に作られた町「巴城老街」まで少し足の延ばし、蟹の故郷を堪能してはいかがでしょう。
2016-10-16 Sun