中国様式の基督教会が香港に2つあると、とある雑誌に書いてあった。
1つは銅鑼湾にある『聖馬利亞堂』 http://hongkongkisaragi.blog.fc2.com/blog-entry-258.html
2つ目は九龍城にある『聖三一堂』 http://hongkongkisaragi.blog.fc2.com/blog-entry-526.html
実はもう1つありました。
中国湖南省でキリスト教の布教をされていた艾香德牧師(Karl Ludvig Reichelt)が1930年に香港に移られ、この地に教会を設立されました。
現在は二級歴史建造物に認定されています。
名前は、「道」=神的、「風」=霊験、「叢林」=森林の意味から来ており、キリスト教の霊的な山を表しています。
中国式建物に、キリスト教のエキスを取り込んだ融合現代主義的な建築物となっており、一見の価値のある建物となっています。
特に聖殿と書かれたチャペルは、構造は中国の寺院造りで、鮮やかな青と赤い柱を配色し、てっぺんに十字架が飾られたとても貴重な作りとなっています。
屋根のところには牧師さんが居るようです。
鮮やかな青と赤い柱を配色が目に焼きつけられます。
こちらの聖殿から萬佛寺が伺えます。
逆に、萬佛寺からもこちらが伺えます。
敷地内には道風山基督教叢林が描かれています。
会議廰
藝術軒
アートショップです。伺った日は日曜日でお休みでした。
雲水堂
この建物の裏を進むと、十字架があると記されていたので行ってみました。
こちらの入口の所には「生命門」と書かれています。この字は、中国の国父、孫文が書いたそうです。
生命門を潜ると、何と大きな十字架がありました。白い十字架に「成了」と書かれています。
高さは12mで、夜はライトアップされている様です。(沙田の方から見た人はいますか?)
行き方は、徒歩ですと、沙田駅から坂道を歩いて行きます。
行程の殆どが、登り坂で、ゆっくり歩いて30分ぐらいです。
道は綺麗に整備されているので危険はないですが、登り坂の連続ですから、足腰に不安のある方にはきついかも。その場合は、少し遠回りとなりますが、タクシーで行って下さい。教会の前までタクシーが行ってくれます。
さんぽコースで行かれてみてはいかがですか。
坂道の苦労もきっと吹き飛ぶ感動を与えてくれますよ。
≪道風山基督教叢林≫
住所:香港 新界 沙田 道風山路三十三號
電話番号:(852) 2694-4038
最後まで、読んで下さり、ありがとうございます
この話を多くの人に読んでもらいたい!
いいね!と感じましたら、
下のトラムをクリックして頂ければ、嬉しく励みになります♪
2016-03-06 Sun