駅名からも分かるようにここには天后廟がある。
実は銅鑼湾天后廟という。
前回訪れた時には、改修工事を真っ只中でした。
銅鑼湾の天后廟は、いつ建てられたかは正確には解りませんが、廟内の鐘が1747年と書かれているので、この頃に建てられたと考えられています。従って300年近い歴史がある廟となっています。
廟の門の横には「天后古廟」の大きな字が刻まれており、両サイドには石で造られた獅子の彫刻が配置されています。
細かな装飾が施されている。
天后廟の正殿には、天后が祀られていて、左側は正財神、右側は包公が祀られています。
天后廟で最も美しいのは、建屋の奥に配置されている陶器で作られた人物の塑像と言われています。
天后廟は、昔、「紅香爐廟」と呼ばれていました。昔、海から紅香爐(赤い香炉)が現れて、これが天后様からの授かり物として祀ったのが最初ではないかと言われています。
この紅香爐が見つかった所を紅香爐湾と呼んでおり、これが「香港」のいわれではないかとも言われています。
ビクトリアハーバーの海岸沿いに建てられた天后廟。
しかし、沿岸の埋め立てにより現在は海岸線より約300メートル内陸に構え、
高層ビルとの間で緑に囲まれ静かな場所にある。
ここで地元の人たちの安全を見守り続けているのでしょう。
住所:香港銅鑼灣天后廟道10
営業時間:7:00-17:00
休業日:なし
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2015-12-31 Thu