今回のさんぽは色々巡ります
『朱榮記』から次の目的地まで歩いていて・・・・
このような路地を見ていても飽きない
差館上街へ
雰囲気のいい洋食屋さん
キッチンが歩行者から見える作りになってます。
おしゃれなお店
太平山街
観音様
住宅の1F部分に、日本じゃありえませんね。
絵になる光景
ワンちゃんも一緒に飲んでいる
次に訪れたのは
『香港医学博物館(Hong Kong Museum of Medical Sciences)』
こちら裏口です。
アレクサンドル・イェルサンは、スイス生まれの細菌学者で、
北里柴三郎氏と香港で働いてました。
こちらが正面です。
香港の医学・医療の技術進歩の経緯や医療器具の展示など、
医療に関係するものが展示されている博物館。
1906年に建てられた「細菌學檢驗所」の建物を利用しています。
赤レンガが美しいエドワード王朝時代の英国式建築で、
1900年初頭に作られた代表的建築物のひとつだそうです。
2階建て、地下1階の3フロアの博物館には、
香港の医療発展に大きく貢献した学者たちの功績を数々の
貴重な展示品を用いて説明してされています。
展示を通して、香港で蔓延したペストなどの伝染病への取り組み、
香港の医学について知ることができます。
リアルに研究室を再現してます。
纏足のレントゲンや模型の展示
纏足とは小さい足が綺麗という風習から、布で幼少期から足を締め上げる事で小さな足に。
骨が変形してます。
展示物も見どころのひとつですが、建物自体が見どころ
地下の展示
薬草などで薬を
視力検査器
何か変と思ったら・・・・
日本では「c」を用いているのに対して「E」表示だからね
歯科診察台
手術台
医学博物館を後に次は
『孫中山記念館(Dr Sun Yat-sen Museum)』へ
中華民国(台湾)では「国父」という呼び名で仰がれる孫文のミュージアム。
1914年に建築され、元は孫文の友人だった香港の富豪の住宅であったものだそうです。
それを教会が買取りその後、香港政府が買い取り、この記念館と生まれ変わりました。
日本では孫文と呼ばれますが、香港では日本へ亡命後に
名乗るようになった「孫中山」という呼び名で広く知られています。
その孫文は、広東省中山市に生まれ、1883年から1892年まで香港に住み、
西洋医学を学び、その後革命思想を抱くようになって、
日本やアメリカ、ヨーロッパをへ。
南京に新政府が成立すると、初代大統領に就任。
孫文は広州で国民党をつくり中国の平和統一を図りますが、
1925年に「革命未だならず」の言葉を残して亡くなりました。
彼は南京に葬られ、その墓は「中山陵」と呼ばれているそうです。
バルコニーのタイルやステンドグラスも素敵
天井や壁、絨毯やシャンデリアなどから、当時の優雅な雰囲気が伝わってきます
数々の歴史的にも貴重な孫文の写真や遺品が常設で展示されいています。
写真の中には日本でものもの数多く含まれていました。
彼の生涯と香港との関わりを映像でたどるビデオ施設や
辛亥革命に関連する本を読むことができる読書室もあります。
(展示物は撮影禁止のため、写真はありません。)
今年が2014年
こちらの建物100年の時を刻んでます
孫文ゆかりの場所を訪れる『孫文歴史散策トレイル(孫中山史跡徑)』で
孫文巡りを楽しむのもオススメです
番号通りに歩いて行くと歴史散歩出来るようになってます
⑥へつづく
=博物館 & 記念館 情報=
<香港医学博物館 Hong Kong Museum of Medical Sciences>
住所:香港半山區堅巷2號
No.2 Caine Lane, Mid-Levels, Hong Kong
電話番号:2549-5123
開館時間:火~土 10:00~17:00、日 13:00~17:00
休館日:月曜日、旧正月3が日、クリスマス
入場料:大人20HK$、子供、学生10HK$
<孫中山記念館>
住所:中環半山衛城道7號
7 Castle Road, Central
電話番号:2367-6373
開館時間:月〜水曜、金曜、土曜 10:00〜18:00
日曜、祝日 10:00〜19:00
クリスマスイブ、旧正月前日は17:00で閉館
休館日:木曜
入場料:一般 10HK$、学生、60歳以上 5HK$