前々から気になっていました。
ようやく、訪ねることが出来ました。
日比谷通りに面し、存在感があります。
下から見上げてみたら、こんな感じ。
古代ギリシア・ローマを源流とする古典主義様式の
モチーフが随所に取り入れられている。
中へ入ります。
エレベーターで2階へ
見学は2階から見ることになります。
どれをとってもわくわくしちゃう!
天井
八角形の窪み(コファリング)と丸い花形飾り(ロセット)で華麗に演出されている。
この会議室で1946年4月5日、
第1回対日理事会が開催され、
連合国事最高指令官D.マッカーサーが演説を行った。
天井:梁型が縦横に組まれ、周辺部には、ロゼット(丸い花飾り)と
呼ばれる石膏彫刻が施されている。店頭ロビーの天井、
外壁のコーニス(軒部分)や玄関ドアにも施されてる。
暖炉:明治生命館内の暖炉は日をたくための設備ではなく、
多くは空調の吹き出し口になっている。
館内時計は全てマスター時計と繋がっていて、
全ての時計が同じ時を刻んでいる。
空調調和の風量調節器:創建当初から冷暖房などの空調設備が完備していた。
冷房暖房共に送風式で、換気設備兼用。
この風量調節のひねりは当初からのもの。
現在は別のスイッチを設け、使用している。
食堂
三心アーチ:両脇の2つのカーブと中央の緩やかなカーブの3つの曲線からなるアーチ。
天井:アーチの下や天井周囲にはぶどうの唐草をモチーフにした
手書き風のデザインによる繊細な石膏レリーフが施される。
料理用昇降機(小型エレベータ):食堂に隣接する控室には、創建当初から「料理用昇降機(小型エレベータ)」設置されている。地下にある厨房から料理が運ばれる。
柱:吹き抜けの空間にはイオニア式を基調とする26本の角柱が林立。
2階の回廊の壁側の柱はトスカナ式。
大理石(木)イタリア産ぼてィチーニクラシコ)貼りで、
橋頭部分には渦巻と植物文様のレリーフが施される。
手すり:回廊に巡らされている手すりはブロンズ製。
戦時中に金属回収されたが、昭和31年の改修工事に
当初と同じ形式に復元した。
メールシュート:郵便物を各界から直接投函することが出来る。
米国カットラー社製メールシュートが各階2か所に設置されていた。
1階の北玄関と東玄関には各階からの投函された郵便物が
集積される集合郵便箱があった。
家具:方形テーブル、円形花代の3種は創建当初からのもの。
暖炉:上部の煙道部分が斜めに傾斜しているデザインはスパニッシュ様式
ステンドグラス:窓の菱格子のステンドグラスが採用、暖炉同様
スパニッシュ様式風の演出されている。
カーテンレール:金属製で彫刻が付加され、装飾に金属製品を多用も
スパニッシュ様式の特徴のひとつ
1階へ
明治生命店頭ロビーとして今も現役です。
歴史の重みを感じます。
自由に座れますよ!
床大理石のアンモナイト化石
石材名:ロッソプロッカテロ
産地:イタリア北部
香港を感じさせる~。
フォトツアーされている。
ステキな建物バックに記念撮影したくなりますね。
末永くお幸せに♡
ご近所に三井一号館があるが、
この明治生命館が建てられる前は三井二号館があった。
明治生命館もとっても素晴らしいが三井二号館も見てみたかった。
素晴らしい建物です。
是非、一度足を運んで頂きたいわ♪
=明治生命館=
東京都千代田区丸の内2-1-1
https://www.meijiyasuda.co.jp/meiji_seimeikan/index.html
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2019-01-05 Sat