禮賓府は、1年に2回だけ開放されていますが、日にちは不定期で直前まで解りません。今回、親しい友人が、教えてくれましたので、スケジュールを変更して行ってきました。ありがとう、Mさん!
禮賓府は、1851年に建設開始、1855年に落成した一級歴史建造物で、現在は迎賓館として使用されています。
門を入ると、色とりどりの花が咲いているのが目に飛び込んできます。
多分、花が咲きそろった時を選んで開放しているのではと思いました。
たくさんの種類の花が色とりどりに咲いています。
ちょっと寒かったので、満開までいきませんでしたが、つつじが綺麗に咲いていました。
素敵な花壇を眺めた後、とうとう禮賓府の登場です。
最初は、右側の建物1棟だけでしたが、その後、1891年に左側の建物が増築され2棟となりました。
そして、1941年、日本に占領された後、日本軍の香港総督府として使用され、真中の高い塔が建てられ、一続きの建物となりました。
この関係から、西洋風の建物の部分とと日本風の建物の部分が共有した珍しい歴史建物となりました。
中に入ると左側に接客の間、右側に食事の間があり、両方を廊下から見る事が出来ます。
香港が中国に返還された後、ここを総督府として使用する事も検討されまいしたが、英国が返還前に盗聴器を設置しているとの噂が出た為、海外からの賓客を招く禮賓府として使用される事となりました。
尚、この禮賓府には、秘密の地下通路があり、それを通ると中環のHSBC銀行と金鐘の海軍基地へ出られるとの噂もあります。本当だったらすごいですね。
正門を出た後、左手の花壇の中に小さな碑石があります。
これは、総督府の避暑の別荘が山頂にあった時、「ここより政府管理の土地です」と言う事を表示した石碑ですが、それがここに移設されています。(もう一つの碑はまだ山頂にあるそうです)
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2016-03-13 Sun