2009年に閉店してしまったので既に10年近く経過していますが、湾仔駅の目の前にあり、当時を知っている人なら一度はここの炭火焼きチャーシューを食べた事があるのでは?
龍門大酒摟(ネットより)
実は、この龍門大酒摟の看板や装飾品や食器類などが展示、保存されているところがあるのです。
それが、稲郷飲食文化博物館です。
1949年に開業、元々龍鳳大茶楼の名前で50年台の代表的な茶楼の一つでしたが、1975年に酒も取り扱う様になり、この名前に変わっています。
4階建て、4300㎡の面積があり、香港で初めて空調を入れた事と炭火焼き叉焼が絶品で、湾仔三龍と謳われた有名店です。
赤い外壁と、大きな看板、入口両脇の一対の龍の彫刻が特徴的だったそうですが、それらのモニュメントはそのまま、この展示場に移設されています。
入口
アップで。
入口のすりガラスがステキです。
いくつものカップルの結婚式が行われたのでしょう~。
使用されていたレジ
大きな金庫ですね。
最後の晩餐の案内
再開発の為、4億2千万$で売却されましたが、2009年11月30日に執り行われた最後の宴会「龍門夜宴」は盛大で語り草となっているそうです。
結業の文字が・・・・・
少しでもお店の雰囲気を味わえる!?稲郷飲食文化博物館
博物館はそれだけではありません。
その他については後日お伝えいたしますね。
タイムスリップが出来るのならば、お店が営業している時に行って訪れたい。
=稲郷飲食文化博物館 (Tao Heung Museum of Food Culture)=
住所:新界沙田火炭坳背灣街13號1樓
電話番号:: 8852)3989-7000(広東語) 事前予約が必須
開館時間:9:30-12:30、14:30-17:30
2016.11.01 Tue
再開発の為、4億2千万$で売却されましたが、2009年11月30日に執り行われた最後の宴会「龍門夜宴」は盛大で語り草となっているそうです。