石硤尾街にも中華様式の教会があります！　『聖方濟各堂（St. Francis of Assisi Church）』

深水埗を訪れていた時に、ここに教会があると知りました。
なかなか、訪れることが出来なかった。
今回の深水埗騎樓巡りで近所まで行くのでスケジュールに組み込みました。

やっと来れました。

石硤尾街にある教会『聖方濟各堂（St. Francis of Assisi Church）』

歴史は遡ります。

１８６０年に旧フランシスコ教会（旧聖フランシス教会）が本土の宣教師のために九龍市に教会を設立。
１９３０年に香港政府は、カイタック空港を拡張するために、近隣へ教会は場所を移しました。
その時にゴメス家が資金を拠出し、聖フランシスコ教会と改称。
第２次世界大戦中に香港を占領した日本軍は空港を拡張するために、
１９４３年に教会を取り壊しました。

１９３０年代に深水埗で寶血女修會（カトリック修道院）で信者の為のミサが開かれていた。
１９５３年のクリスマスに深水埗の大火事の被害で木造小屋地域に住む５万人以上の人々の住まいに寶血女修會も失われた。
政府は、１９５４年に聖域を建設するため、深水埗の既存の場所に教会を、
犠牲者の避難所を提供するために香港最初の共同集合住宅『石硤尾邨』を建設した。
その１棟が『美荷樓』として今となる。